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アジリティ−は、犬と人間が調和をとりながら、コース上に置かれたハードル、トンネル、シーソーなどの障害を定められた時間内に、着実に次々にクリアしていく競技で、いわば犬の障害物競争です。 1978年にイギリスのクラフトショーでデモンストレーション公開されたのが最初といわれていますが、現在ではヨーロッパを中心に世界各地で競技会が盛んに行われるようになってきています。 ジャパンケネルクラブでは、1994年から本格的に競技会が開催されるようになりました。毎年6月と12月に開催される本部競技大会を始めとして、全国で年間10数回の競技会が開催されています。 競技会では、犬の体高、コースの長さ、スピード、障害の数などより、部門別に行われます。 まず、犬の体高40cm以上がスタンダードクラス、40cm以下がミニクラスに分かれます。これにより、たとえばハードルの高さは、スタンダードクラスでは55〜65cmの範囲で設定されますが、ミニクラスでは30〜40cmとなります。 また、難易度などにより、アジリティー1度と、2度に分かれます。 アジリティー1度は、コースの長さが100〜150m未満、障害数が12〜15台、旋回スピードが毎秒2.3〜2.8m未満です。 アジリティー2度は、コースの長さが150〜200m、障害数が16〜20台、旋回スピードが毎秒2.8〜3.5mです。 アジリティーは競技タイムもさることながら、障害を定められた順番に着実にクリアしていくことが、最も重要になります。 ハードルのバーを落としたり、障害の前でためらったりすると、その都度5点の減点となります。また障害の順番を間違えたり、とばしてしまったりすると、失格になります。 障害にもいろいろな種類がありますが、板壁(A型フレーム)、シーソー、歩道橋といった障害は、犬が必ず接触しなければならない部分があります。赤い色で塗られている部分です。ここにタッチしないで通過してしまうと、やはり5点の減点となります。 確実性が求められているわけです。 タイムの方は、競技タイムは通常電子タイマーにより1/100秒まで計測されます。また、あらかじめ標準タイムとリミットタイムが設定されており、競技タイムが標準タイムを1秒超過するごとに1点の減点となり、リミットタイムをオーバーすると失格となります。 最終的に、障害の減点(サーキットの減点)とタイムの減点が合計され、減点の少ないものが、上位になります。

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