| ■ 性格・気性 |
| バーミーズはピエロのようだといわれるように、とても陽気で子どもと仲良し、病人や老人を慰める猫として知られています。 |
| ■ 外観 |
| 頭や顔には丸みがついて、前から見ても横から見ても平らな部分がありません。目は大きく開き、離れてついているので愛らしさがあります。あご先は力強く、正しい噛み合わせです。肩や胴体、臀部が発達して小柄でポパイのような筋肉質な体をしています。短い被毛は光沢があり、体に張り付いています。毛色は基本になるセーブル部門と、シャンパン、プラチナ、ブルーのダイリュート部門があります。 |
| ■ お手入れ |
| 両手でマッサージすればピカピカした毛艶が出ますが、絹の布を利用すれば、ひときわ輝きがまして美しくなります。油質の猫には人間用のクレンジングフォームがおすすめです。 |
| ■ 生活環境 |
| 遊びが大好きですばやい行動をします。部屋の工夫は広さよりも高さについて、階段の利用や猫棚などを考えてください。 |
| ■ 選び方 |
| 日本では珍しい猫種ですが、日本には優秀なバーミーズが輸入されて、とてもレベルの高い子猫が生まれています。ブリーダーに問い合わせるときは、ペットとして飼うのか、繁殖するのか、飼育の目的をはっきりと伝えましょう。 |
| ■ 歴史 |
| バーミーズに似た猫が、タイ国のアフタヤ王朝の時代(1350〜1967年)の書物に描写されているように、かなり昔から貴重な猫として王室や貴族の間で大切に飼育されてきました。やがた1930年、航海士により1匹の褐色の短い毛の「ウォンマウ」という名のメス猫がアメリカに渡り、カリフォルニアに住むDr.トンプソンに飼育されました。ドクターは遺伝子学に基づいて、ウォンマウをシャム猫と交配したり、近親交配でアメリカ人が好むと考えられる小柄でポパイのような筋肉質な褐色の猫を作出しました。1936年にCFAで公認されると爆発的な人気を得て全米に広がりました。その繁殖の競争はエスカレートして、近親交配などいろいろな障害をもたらしましたが、現在では、極端な特徴を和らげるようにスタンダードの変更が行われ、問題は解決してきています。 |