| ■ 性格・気性 |
| 穏やかで、とても親しみのもてる性格。全体には日本猫の気質と同じですから、とても飼いやすい猫ですが、改良のための近親繁殖がされると、飼い主を信頼するあまり他の人には神経質な面を見せることもあります。誰にでも親しまれる性格が大切でしょう。適度に甘えて、適度に冷たい、猫らしい性格です。 |
| ■ 外観 |
| そのルーツは日本の短尾猫。私たちのイメージする日本猫は、丸ぽちゃの顔をしたズングリした猫ですが、アメリカで生まれ変わった短尾の日本猫は、ちょっとスマートになって、可愛いポンポンのボブテイル(ウサギの尾)を持っています。ニューヨークの大人気の猫です。体つきはエレガントで細身、脚はほっそりして長く、特に後ろ脚が長いので背が高く見えます。顔は正三角形で、大きな耳、頬骨が目立ち、頬に凹みがあります。目はよく見開かれた大きな楕円形で機敏さが感じられます。特徴とも言える愛らしい短い尾は、ポンポンのボブテイル。尾の付け根から折れ曲がり、伸ばしても3インチまでの長さです。でも、固い骨ですから、あまり触らないでくださいね。 |
| ■ お手入れ |
| 毛の長さは、近年に長毛の猫が認められて「短毛種と長毛種」があります。毛質はやわらかく心地よい手触り。毛色には白、黒、赤などの単色とその組み合わせ、一番の人気は、やはり「三毛」のようです。最初に濡らした両手で、逆毛を立てるように猫ちゃんを湿らせます。その後は乾くまでマッサージしてください。驚くほどの抜け毛が取れて、部屋に抜け毛が散らからなくなります。 |
| ■ 生活環境 |
| 日本猫の血筋ですから、やっぱり日本の風土に適していて、家族と一緒ならどんな部屋でもなじみやすいようです。 隣近所とのコミュニケーションや迷惑を考えると、血統猫に限らず、飼い猫の放し飼いは止めましょう。 |
| ■ 選び方 |
| 一見するとありふれた日本猫に見えますが、最近では優秀なレベルの猫が輸入され、その「微妙な違いの美しさ」に気づく人が増えて、急激に人気が高まっています。この猫種の愛好者を増やして定着させるには、やさしくて、おとなしい性格が決め手になるようです。そのあたりを考慮して選んでください。 |
| ■ 歴史 |
| 日本人には珍しくない短尾の猫ですが、アメリカ人にはとてもキュートで、楽しい猫に見えるようです。1968年、日本から100匹以上の短尾の日本猫が海を渡り、繁殖計画がスタートしました。私たちのイメージする日本猫は、丸ぽちゃの顔をしたズングリした猫ですが、アメリカでは日本食から洋食に変化したためか、体形がスマートになり、脚までが細く長くなりました。やがて、短くてクルリと曲がった尾も固定され、1976年にCFA公認の猫種になりました。その人気は全米に広がり、常に年間のトップ・ランクに入賞しています。また、日本にも逆輸入されて、次第に人気が盛り上がりを見せています。 |