| ■ 性格 |
| ほかのレトリーバー種と比較すれば誰からも愛される従順さには欠けますが、教育次第で救助犬など、あらゆる可能性が拓ける大器晩成型の犬種です。また特徴の可愛い巻き毛同様、家族とのふれあいを求める愛らしい一面もあります。密生するカールした剛毛は、まさしく鎧。厳しい環境にも充分適応していける我慢強い性格も持ちあわせています。 |
| ■ 外観特徴 |
| 毛色はブラックかレバーの単色。最大の特徴は、全身に密生する硬くて厚いくるくるカールの被毛。このカーリー・ヘアーが、ドッグ・ショーなどでも重要な評価ポイントとなりますが、巻きの強弱よりも背や肩の後ろに必ずカールがあるものがより高い評価を得ます。すらりとしながらも精悍でたくましい体格は、過酷な状況に耐えられる狩猟犬としての天性をうかがわせます。尾は先細りタイプで、まんべんなく巻き毛におおわれています。 |
| ■ 歴史 |
| 一般的な説として、祖先にアイリッシュまたはイングリッシュ・ウォーター・スパニエルや狩猟のときの回収用セター、ラブラドール・レトリーバーなどを持つと言われています。猟区番人の下、密猟者との戦いのなかで防衛本能が強化されたようです。19世紀頃にはイギリスからオーストラリアやニュージーランドへと輸出され、主にカモ、カンムリウズラなど鳥類の狩りにおける狩猟の回収犬として活躍。硬毛のカールをさらに特徴的に際立たせるためにプードルとの交配が行なわれた歴史もあります。 |
| ■ グルーミング |
| 換毛期に念入りなブラッシングによって死毛を取り除く必要はあるものの、通常は抜け毛もほとんどありません。普段はぬるま湯で湿らせ指先でマッサージしてコートするだけで充分です。 |