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WanNyan大図鑑Wan図鑑ワーキングドッグ
シベリアン・ハスキー
昔、アラスカでジフテリアが流行したとき、ハスキーたちが血清をリレーで運び、多くの人々の命を助けました。何年か前、この話を題材にした映画が日本でも公開され、話題になりました。こわもての顔立ちに似合わず、遊び好きで優しい犬です。
原産国 ロシア(シベリア地方北東部)
体高 オス54〜60cm メス51〜56cm
体重 オス20〜27kg メス16〜23kg
■ 性格・気性
こわもての顔に似ず従順で気立ての優しい犬です。集団性に富み、家族によくなつくだけでなく、知らない人にまで友好的な態度を示す犬もいるので、勇気はあるが番犬には不向きといわれます。とにかく大の運動好きなので、毎日、膨大な運動量が必要。また、頑固な面もあるので、早期からの服従訓練と正しいしつけを行なうことが大切です。飲み込みは早いほうなので、運動の時間を上手に使ってきちんと訓練すれば、楽しい家族の一員になることでしょう。
■ 外観
頭部の大きさと胴体とのバランスがとれた全体に引き締まった体形で、肩の間の背の隆起が高く、胸は深く力強く、あばらはよく張り、腹は引き締まり、腰や四肢は筋肉が発達しています。目はアーモンド型、瞳はブルーかブラウンで、左右の色が異なる犬も許されます。直立した耳は先がわずかに丸みを帯びて、わずかに後方へアーチを描いています。尾は、オオカミに似た丸いブラシのような形で、付け根は背線よりもわずかに下にあります。被毛は、まっすくで滑らかな感じの上毛とやわらかな綿のような下毛の厚い二重毛。量は豊富ですが、長さは中くらい。毛色は白があれば、その他の混色は何色でもさしつかえありません。頭と顔には、ほかの犬種にはない斑を持っているものも多くいます。
■ お手入れ
手入れはやさしく、極論を言えば、一週間に一度のブラッシングでも耐えられるほどです。とはいえ、毎日の運動後にはスキンシップを兼ねてブラッシングをしてあげたいもの。特に白い毛の部分は汚れも目立ちますので、1週間に1度は熱い湯で固くしぼったタオルで拭いてください。換毛期には、ブラッシングとコーミングをしっかり行ない、死毛を取り除いてやることが大切です。また、暑さが苦手な犬ですから、夏場はシャンプーを含めて入念にケアしてあげましょう。
■ 食事
成犬の食事回数は1日1回または2回のいずれか。1日1回の場合は夕方与えるのがベストです。栄養的にはドライ・フードだけでも充分ですが、嗜好性を加味してあげたいならば、ドライ・フードを基本にして、ウェット・フード(缶詰め)のほか、タンパク質(肉類・内臓類を煮たもの)、カルシウム(乾燥小魚、チーズなど)、穀類(パンやごはん)などを加えた混合食を与えてもいいでしょう。暑さに弱いので、特に夏場の健康管理は重要。体調に考慮しながら、適量を規則正しく与えることを心がけてください。
■ 運動
とにかく運動が好きなので、充分に運動させてやることが必要。1日2セット各1時間程度の速歩か自転車による運動に、できれば、広い場所での自由遊びを組み合わせてあげましょう。ジョギング、サイクリングのお伴をさせても喜びますし、アジリティにも積極的に取り組みます。ただし、夏の暑さにはとても弱いため、夏期の運動は涼しい時間帯を選ぶことがポイントです。
■ 歴史
サモエドやアラスカン・マラミュートと血のつながりが濃く、同じスピッツ・タイプとしてあげられていますが、詳しいルーツは定かでありません。シベリア北東部、コリマ川流域に住むチュクチ族の人々が、冬はソリ引き、夏はボート引きや狩猟の助手に使っていた犬で、1900年代の初めには、北極探検、南極探検にも連れられていましたが、特に1909年に参加したソリのレースで、素晴らしい成績を残したことから、広く世界に知れわたりました。以降、アメリカで改良が進み、現在のような容姿が完成。日本でも、一時、ハスキーを飼うことが大きなブームにまでなりました。
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